音楽家にとっても重要な要素である「音」に関して、録る側の方からのお話をお聞きしている本連載シリーズ。
当サロンのライブ配信事業に全面的にアドバイスをいただいいるサウンドエンジニアの元木一成氏に執筆いただいています。
前回の記事はこちら
新型コロナウイルスの影響を受け、クラシック音楽業界にも今やすっかり定着しつつある「ライブ配信」。 音楽家のための会員制サロン Salon d'Art サロン・ダールでも「Live Concert」事業としてこれまで100公演以上の公演[…]
音響さんって会場やホールで見かけることはあるけれど、具体的には一体なにをしている人なのか?
第二回となる今回は「サウンドエンジニアとしてクラシック音楽のライブ配信に携わる【前編】」として元木氏がクラシックコンサートのライブ配信を行う際に公演当日までにどういった準備をするのかを中心にお話いただきました。
クラシック配信の当日までの音響サイドの流れ
こんにちは。サウンドエンジニアの元木一成です。
今回はサウンドエンジニアである私がクラシックのライブ配信で音響担当として実際にどのような流れでお仕事をしているか、【準備編】としてどのような準備をしているかを書いてみたいと思います。
——————
ここから先は会員限定記事となっております。これより先はSalon d’Art会員登録を行なった上でお読みください。
主な内容は、
・会場との打ち合わせ
・前日機材チェック、荷造り