重 要 チケットをお申し込みいただいた方には視聴方法についてのメールを「liveconcert@salondart.art」よりお送りしております。もし万が一届いていない方がおられましたら「liveconcert@salondart.art」までご連絡ください。また受信拒否設定をされている方は「liveconcert@salondart.art」の受信解除設定をお願いします。
日時
2020年10月11日(日)14:00開場/14:30開演(15:30終演予定)
*本公演は、会場でのご鑑賞に加えご自宅などでお楽しみいただく『ライブコンサート』としてもお送りいたします。
内容
音楽史上初めてトリオ・ダンシュの為の曲が書かれたのは1897年のこと。それから数年後にパリ木管三重奏団が結成され、激動の時代である20世紀初頭を代表する作曲家に次々と委嘱、『葦』を発音体とする三重奏は、瞬く間に音楽界での立ち位置を確固たるものとした。
それから百年と少し、この編成に新たな可能性を見出だすべく、若手期待の星 久保哲朗氏に今回初演となる新曲を委嘱。トリオダンシュの歴史を辿り、今を聴く演奏会である。
プログラム
フレジエ:組曲 Concert Suite/Ange Flégier
イベール:5つの小品 5 Pièces en trio/ Jacques Ibert
ヴェレシュ:ソナチネ Sonatina/Veress Sándor
バッハ:シンフォニアより Sinfonia/J.S.Bach
久保哲朗:新曲(トリオクラヴァット委嘱作品・世界初演)
チケット
ライブコンサート視聴
チケットA(視聴権):1,100円
チケットB(視聴権+プログラムノート):2,200円
チケットC(視聴権+プログラムノート+プレゼント):3,300円
チケットT(全公演通し券):5,500円
ホール鑑賞
チケットK(鑑賞):3,000円
チケットS(鑑賞+アーカイブ視聴権+プレゼント):5,000円
公演のチケットご購入は下記よりお願いいたします。
プレゼント
・奏者サイン入りオリジナルポストカード
出演者からのメッセージ
Trio Cravates(トリオ・クラヴァット)は日本フィルハーモニー交響楽団の若手木管楽器奏者で構成されるトリオ・ダンシュ(オーボエ・クラリネット・ファゴットにより構成されるトリオ)です。
三人はそれぞれ東京芸大で学び
オーボエ:佐竹真登(92年生まれ)
ファゴット:大内秀介(93年生まれ)
クラリネット:照沼夢輝(94年生まれ)
と、学年も被っている、まさに同じ釜の飯を食った仲と言える集団です。
今回はトリオ・ダンシュの歴史を辿るようなプログラミングにしてみました。
最初の曲はフレジエ作曲の三重奏曲です。初めてこの編成のために曲が書かれたのは1897年アンジェ・フレジエによってでした。トリオダンシュの古典と言うに相応しい今回の三重奏も含め、現在は殆ど知られていませんが、当時はベルリオーズに高く評価されローマ賞の候補となるなど、かなり知名度の高い作曲家であったようです。
それから数年後、1927年にパリ音楽院などで教鞭をとっていたバソン奏者フェルナン・ウーヴラドゥーの呼び掛けでパリ木管三重奏団が結成され、当時活躍中の作曲家に作品を次々と委嘱、トリオダンシュは大きく発展しました。
今回二曲目には、そのパリ木管三重奏団による委嘱作品の一つである、ジャック・イベールの五つの小品(1935)をお聴きいただきます。トリオダンシュを代表する曲として知られており、パリの洒落た雰囲気漂う音楽に身を任せる贅沢をお楽しみください。
三曲目は20世紀ハンガリーを代表する作曲家シャンドール・ヴェレシュによるソナチナ(1931)をお聴きいただきます。ハンガリーの民族音楽を汲んだ作風のヴェレシュは、一時期ハンガリーでの演奏が禁止されるなど不遇な扱いを受けていましたが、近年再評価が進んでいる作曲家です。イベールと同時代に書かれながら全く異なるモダンな響きを体感してみてください。
四曲目にはお口直しにJ.S.バッハのシンフォニアを抜粋したものをお聴き頂きます。鍵盤楽器の為の曲ですがトリオダンシュでやりますと、それぞれの声部がより浮かび上がり、これはこれで面白いものです。その昔、パリ木管三重奏団も編曲ものにも沢山取り組んで、その幅を広げる試みをしていました。そんな彼らに思いをはせ演奏します。
いよいよ最後、五曲目には現代日本をすでに代表する作曲家と言っても過言ではない、久保哲朗氏に新曲を委嘱しました。この文章を書いている段階ではまだ作品の全貌は見えていませんが、恐らく非常にエキサイティングな曲となることでしょう。そして、それはトリオダンシュの新たな歴史として刻まれる事となるに、違いありません。我々も作品に対面することを楽しみにしております。
終演後にはちょっとしたトークタイムを設け、お客様からのコメントを受け付けるような形を予定しております。
真面目な話からコント寸前?の話、秘密の楽屋裏話など、どこまで引き出せるかは皆様次第ですので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは色々と大変な時期ではありますが、会場で、配信で、お会いできることを一同楽しみにしております。
トリオ・クラヴァット 総裁 照沼夢輝
諸注意
本公演はWeb上にてライブ配信で開催する「ライブコンサート」です。 チケットをご購入いただいたお客様は動画をご覧いただけるインターネット環境が必要ですのでご注意ください。 公演にご満足いただけなかった場合は全額返金保証いたしますので、終演後liveconcert@salondart.artまで『該当公演名』『お名前』を明記の上ご連絡ください。
プログラムノート(チケットB,C購入特典)
チケットB,Cご購入特典(公演プログラムノート)
本公演用のプログラムノートです。
*「チケットB」「チケットC」をご購入いただいた方限定で閲覧できます。
*閲覧の際はメールにてお送りしましたパスワードをご入力ください。
*レポートは「閲覧」「ダウンロード」いただけます。
配信ページ
公演日当日はこちらで動画を公開いたします。
Live Concert HALL【LC10】
– 終演 –
コンサートをご覧いただいたお客様へ
拍手
出演者に「拍手」を送ることができます。1拍手1円。お好きなだけ拍手をお送りください。
コメント
ご感想など、下記から「コメント」も可能です。奏者に向けたメッセージなどございましたらお気軽にご投稿ください。